top of page
  • 信立寺

お仏壇の閉眼と開眼




 お仏壇を買い替えたいとのことで閉開眼式をさせていただきました。

 

 永い間、家族を見守って下さり、祈りの場であったものですので、感謝の気持ちを込めて閉眼し、お焚きあげをさせていただきます。

 

 現代風にアレンジされた新しいお仏壇はインテリアとも調和し、デザインもすっきりとしたものなので、お掃除や管理もしやすく、とても良いと思います。

 

 ご先祖様の供養と合わせ、古いお仏壇の御魂抜きと、家内安全と子孫繁栄を祈念し、新しいお仏壇の入魂の儀をさせていただきました。


 先祖供養とは、何も特別なものではなく、日常生活の中に自然に溶け込んでいることが大切です。そのためにも、なるべく良い意味での敷居の低さがポイントではないでしょうか。

 

 形式にこだわり過ぎたり、畏れすぎたり、重々しすぎるのも、あまり良くありません。もっと気楽に、話しかけるように接して頂ければと思います。そのためにも、リラックスして手を合わせられる環境を整えることも重要ではないかと思います。

 

 昔は仏間というものがありましたが、むしろリビングや人の動きがある所の方が現代には適しているように思います。そうすることで、自然と手を合わせる機会や、接する機会が増え、生活の中に溶け込み、それが信仰に繋がっていくからです。


 きっかけがないと、なかなか行動に移せないことではありますが、お仏壇を新しくされる方は閉眼式、開眼式も行っておりますので、ご相談ください。

閲覧数:31回0件のコメント

最新記事

すべて表示

令和4年 信立寺施餓鬼会 開創500年法要

だいぶ更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。 去る5月29日は好天に恵まれ、無事に法要を行う事が出来ました。支えてくただいました檀信徒の方々に、深く御礼申し上げます。 コロナによって、2年に渡り無参列での法要が続きました。参拝者を迎える事が出来ず、非常に残念極まりない事ではありましたが、3年目の今回は、お坊さんだけでもとお願いをし、無参列ではありましたが、従来の形で法要を行いました。 数年ぶり

令和2年 信立寺 施餓鬼会法要 中止について

新型ウイルスの現状を鑑み、当初5月31日に施餓鬼法要を予定致して居りましたが、本年は中止とさせて頂く決定を致しました。  皆様の健康を第一と考え、本年度は住職、副住職、寺族のみで法要を行い、御回向申し上げる次第であります。皆様のご理解を賜ります様お願い申し上げます。  卒塔婆等は、落ち着いた頃に御来山、御参り下さいます様お願い申し上げます。  御檀家の皆様には追って、御葉書をお届けさせていた

bottom of page